「とっと」代表取締役桜井のインタビューが4月27日(土)の長岡新聞に掲載されました。
以下長岡新聞より*****************
質問 平成元年に何をしていましたか?
桜井 大手通りはとても活気がありましたね。トーア仏壇が昭和56年12月、本町2丁目に開店して、夢中で働いており役員もしていました。お仏壇は心の拠り所となり家庭の大切な要であることを皆さまに知っていただけるようアピールしていました。お祭り用品や御神輿も扱い、地域に愛され地域とともにある会社を目指していました。
質問 平成での思い出は?
桜井 夜中にアイデアが浮かび、夜明けが待ち遠しい日が度々ありました。知人の縁で宮畜産(小千谷)から大釜を譲り受け、「慈善釜」として活躍しました。これはテレビ番組「なるほど・ザ・ワールド」に取り上げられました。歳末助け合いとして昭和57年から、旧長崎屋の店頭に設置していた慈善釜は平成8年からJR長岡駅前に移動。雲仙普賢岳火砕流以降の災害では、大勢の方からの浄財と励ましの言葉に心癒されエネルギー源になりました。
駅構内で募金活動ができていたのは、日本全国のJRの中で長岡駅だけでした。人と人のつながりと信用で置いていただくことができました。一介の仏壇屋が公共の場での慈善活動、それは私の誇りでもありました。しかし、私が退職した年から駅前から姿を消しました。
子どもたちに思いやりのある優しい心を育てたいとの気持ちで、昭和57年から「ぼくのわたしのおばあちゃん・小学生作文コンクール」を開催しました。「お母さんのお母さんのお母さんは?」・・・私の好きなフレーズです。子どもたちの素直な作文をシャワーのように浴び幸福感を満喫しました。今でも子どもたちの生き生きとした表情が浮かびます。その影響を受け、中越地震前後の撮った写真で、写真集「さくら桜」を6000冊、発行し完売しました。私の人生の100%はトーア仏壇でした。
しかし平成25年、全身全霊で創り上げた会社から、株の移動によりやむなく退社することになりました。泣きましたね。涙はなかなか枯れないことを身をもって経験しました。でも「捨てる神あれば拾う神あり」。思いがけず新しい会社「とっと」が生まれました。人の情がうれしくて今度はうれし泣きです。
一寸先は闇、だから怖くて面白い。
質問 新時代への意気込みは?
桜井 今はスタッフ(仲間)と一日一日充実した日々です。地域と共にを実践し、みんなの中に入れさせていただいております。NPO法人「地球環境クラブ」、皆既日食を元気で見る会、NPO法人「醸造のまち摂田屋町おこしの会」、機那サフラン酒保存を願う市民の会、長岡良寛の会での活動。エッセイ集「ふるさと風やさしく」4000冊、長岡造形大学の皆さんと作成した絵本「日本一の大看板に戻った力士」2000冊、摂田屋町おこしのために作成した「摂田屋物型」1000冊を、とっとより出版しました。
もちろん、お仏壇、お墓、お祭り用品もお買い上げいただくように一生懸命です。
「とっと、とっととつながって、あなたにつたがるとっと」・・・弊社のCMソングです。
何ごとも本気でやれば面白い
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仏壇・墓石・お祭り用品 株式会社 とっと
新潟県長岡市三和1丁目3-40
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