2017年4月28日金曜日

長岡瞽女のおまつり妙音講と長岡唯敬寺様

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

瞽女(ごぜ)をご存知でしょうか?

川口出身の民俗学者桜井徳太郎先生の「季節の民俗」の一節に次の文章があります。

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「私の子供の頃といっても数十年昔のことになるが、大正末年から昭和の初めにかけては、越後の村々はどこでも毎年ゴゼの来訪をうけた。

(中略)

手に三味線をたずさえながら、雨風もいとわず、雪みぞれにもへこたれず、村から村へ、家から家へと門づけする。たいてい三人が一組となり、半盲の手引きを先導に村を訪れてくる。

(中略)

娯楽に恵まれない村人たちは、夕飯がすむと三々五々と誘いあってゴゼ宿に集まってくる。門づけのときとちがい、今度は一晩たっぷりとゴゼ歌を堪能できる。演者と聴衆の気持ちが融けあい、会場の熱気がいやが上にも高まる。そしてさわりのところにかかると、あちこちから感嘆の掛け声がとび出す。それに応じていっそう語り手・歌い手の力がこもる。
すると、感極まった見物席のかなたこなたから投げ銭がはじまる。

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この写真は昭和41年ごろの瞽女の門づけを撮影したものです。桜井徳太郎先生の著作の資料写真として掲載されておりますが、撮影者はとっと社長桜井です。

今では考えられないような過酷な状況のなかで磨かれた「ごぜさ」たちの芸道・・・・
その哀切に満ちた瞽女歌は心ある人達の努力で今でも守り愛されております。

長岡瞽女のお祭りが先日15日「瞽女妙音講」として長岡市唯敬寺様で開催されました。
新聞に掲載された「妙音講」の記事
「妙音講」は長岡瞽女のお祭りで、戦前まで400人を超える全国一の規模だった長岡瞽女がこの日に一斉に旅から帰り、信仰する弁天様に唄を奉納したそうです。
唯敬寺様はそれら瞽女を束ねていた山本家の菩提寺であったご縁で、戦後復活した「妙音講」が開催されており、今回で22回目を数えるそうです。

長岡 草生津 唯敬寺様
唯敬寺様には瞽女の説明看板が設置されています
長岡は戦災で多くのものを失いましたが、それを復活させ次世代へとつなぐ唯敬寺様や瞽女唄を継承する「越後瞽女唄・葛の葉会」の皆様・・・・つなぐ事、続けることの大切さと偉大さを心に刻んだ山崎でした。

ちなみに民俗学者桜井徳太郎先生は今年生誕100年であり、東京板橋区ではその記念事業を行われるそうです。くわしくはこちらから→桜井徳太郎先生と東京板橋区よりのお客様

仏壇・墓石・お祭り用品 株式会社 とっと新潟県長岡市三和1丁目3-40  
TEL0258-30-1350
FAX0258-30-1505 
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2017年4月25日火曜日

越後山古志 牛の角突き 間もなく開催!

株式会社とっとスタッフ山﨑です。

本日は新緑眩しい山古志村に行って参りました。

春めいてきた山の姿は心洗われます
闘牛場の入り口 ブナの緑と青空のコントラストのすばらしいこと!!
山古志の皆さんは恒例の角突き準備に余念がありません・・・・
と思っていたら作業をしていたのは長岡市議会議長 関正史さん!!
闘牛場の前で山古志のジョージ・クルーニーと言われる関さんとツーショットをお願いしました。
山古志闘牛会の松井 富栄会長 さわやかな笑顔です!
関正史さんの息子さん こちらも新緑に負けない清々しさ!

山古志の「牛の角突き」の歴史は古く、千年前とも言われ、江戸時代の大ベストセラー滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の中にも越後角突きの話が登場します。
 
 
長い歴史と伝統を持つ山古志牛の角突きは 来る5月4日、5日に開催されます。
是非是非ご観覧にお出かけください。勇壮な牛の姿と山古志の自然・・・・感動間違いなしのラインナップです。
 
その他の開催日程等はこちらをご覧ください→山古志牛の角突きご案内
 



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2017年4月22日土曜日

大きく育った震災復興記念樹

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

中越震災後、とっと社長桜井の「悠久山ラジオ体操会」では震災復興記念樹としてヤマザクラを植樹いたしました。

その折、協力していただいた鈴木造園社長様より「桜井さんはセレモニーとして植樹をするの?それとも大きく桜を育てたいの?」と問われ桜井は「もちろん桜を大きく育てたいんです!」と答えたそうです。

鈴木社長は植樹の際、土壌改良を行ってくださいました。

大きく育った記念樹
すると同じ頃植樹された他の木々はまだまだか細く頼りない様子ですが、ラジオ体操会の桜だけは現在、幹も太く枝も大きく育っております。
美しい花だけに目を奪われがちな我々ですが目に見えない土の力、皆様の想いがこのヤマザクラを育てたのだと思います。

ラジオ体操会のメンバー青木様がこのヤマザクラの歌を詠まれましたのでご紹介いたします。

・心ある 人の浄財土に生き 植ゑて十余年桜木育つ

・ヤマザクラ紅(くれない)深き蕾つき 見守る人らの期待ふくらむ

・季(とき)おくれ若き桜木ヤマザクラ一輪二輪とほほえみはじむ

・オレンジの絣(かすり)浮き立つ幹太く 桜は未知へと 枝を広ごる

・昨夜(よべ)の雨にぬれて 艶めく桜の 木幹に手触れてこころ安らぐ

・震災の復興記念と銘ありて 永久(とわ)に忘れじこのヤマザクラ

水茎の跡も麗しい青木様の歌・・・

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2017年4月19日水曜日

長岡水道タンクのヒストリア

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

弊社 社長 桜井がFMながおか様の「ながおか・人の輪・地域の輪」のインタビューを受けました。

 

今回は長岡のシンボル長岡水道タンクのお話し等させていただきました。

桜井は「長岡水道タンク友の会」会長の小林善雄様より一通の手紙を見せて頂いておりました。
手紙の差出人は大正十五年生まれの女性。

美しい文字で綴られたそのお手紙は水道タンクの歴史と思い出がたくさん詰まっておりました。

女性が幼稚園の園児だった頃「上越線全通記念博覧会」が開催されたとか・・・水道タンクにはエレベーターが設置されていて多くの人がタンクに登り、長岡市を遠望していたこと。
しかし、小さなお子さんだった女性はエレベーターに昇ることがかなわず今も心残りだそうです。

そしてもう一つの思い出は長岡空襲。近所に住んでいたため大変恐ろしい思いをされたそうです。
空襲の後、水道タンクが焼けずに残ってほっとしたと綴られておりました。

子供の頃クローバーを摘んだりお友達と駆けまわったりした思い出いっぱいの浄水場(元水道公園)でしたが、空襲の翌朝長生橋を渡り対岸へ行かれたのが長岡とのお別れとなったそうです。

そして手紙は水道タンクを愛し守ってきた「水道タンク友の会」の皆様への感謝の言葉で終わっておりました。
お人柄が偲ばれる麗しい筆跡のお手紙でした。
毎日何気なくながめている水道タンクですが、なんと多くの市民に愛されていることか。
強く強く胸を打たれた山崎でした。

桜井の放送は以下の予定になっております。お時間がありましたら是非お耳にかけてくださいませ。

FMながおか 80.7
放送のご案内
420日(木)AM830 PM7:00(前編)                   

421日(金AM830 PM7:00(後編)

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2017年4月18日火曜日

悠久山ラジオ体操会始動!

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

いにしえの歌人が歌ったように、桜の花は私たちの心をざわつかせるのかもしれません。
(山﨑は今みぞみぞしてます。)

今朝の悠久山
さてさて弊社社長桜井の悠久山ラジオ体操会は4月1日から始まっております。
桜満開のゴージャスなステージでメンバーは体操を毎日励行。

心まで桜色にそまりそうです!
 
是非皆様朝の悠久山におでかけください。お待ちしております。
 
 
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2017年4月8日土曜日

悠久山朝の清掃活動

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

4月8日(土曜日)毎年恒例の悠久山公園大清掃が行われました。弊社社長桜井の「悠久山ラジオ体操会」ももちろん参加。

長岡市民のパワースポット「お山」を愛する皆様が大活躍!


早朝の悠久山、大勢の方が集まりました



朝の空気にもまけない清々しいお二人の笑顔!


ボランティアの皆様のお力で今年も私たちは悠久山の春爛漫を満喫できることでしょう。
清掃に参加した皆様ありがとうございました。



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とっと看板を探せ!昭和レトロの看板と・・・

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

長岡市槇下に新たに「とっと」の看板が設置されました。


お客様から時々「とっとの看板見たよー」とお声をいただきます。
街のあちこちに貼られた「とっと」の桜色の看板・・・・目にとめられた方にはきっと良いことがありますよ!

新たに設置された「とっと」看板の下には・・・・・


ザ・昭和のレトロ看板。水原弘さんと由美かおるさん。まさに昭和看板界のゴールデンコンビ!
(あと最近見かけませんが、ボンカレーの松山容子さん、オロナインの浪花千栄子さんもおなじみですよね。)

日本中つづうらうらで見かけるこのお二人・・・・いったい平成生まれの若い人達はこれが誰だか理解しているんでしょうか?

なつかしい昭和の風景に胸がきゅんとなった山﨑でした。

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2017年4月3日月曜日

とっとの新マスコット

株式会社とっと スタッフ山﨑です。

先日来店されたお客様よりの素敵なプレゼント!!


とっとの名入りの鶏のオブジェ。
ランプシェードや香炉としても使えるそうです。素敵なお座布団までついています。


天を仰ぎ鬨の声を上げるその姿は、とってもチャーミングでユーモラス。
新しいマスコットに皆で歓声をあげました。

ありがとうございました!

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