長岡在住の日本画家 浦上義昭画伯は日本国内のみならず海外でも大活躍する日本画壇の重鎮として知られています。
第70回「春の院展」で画伯の「舟屋(Ⅰ)」が奨励賞に輝きました。
------------長岡新聞より---------------
受賞作品の「舟屋(Ⅰ)」は糸魚川市の漁村・筒石での漁船とその係留小屋(舟屋)を描いた作品。
画伯は「日本海に面し背後に険しい山塊が迫る『筒石』の舟小屋は、冬の日本海からの激しい風、波にさらされ朽ち果てていた」と話し、船は柱にロープで繋ぎ止められ波風に耐えていた。それを見た瞬間、「作品の構想が決まった」と語る。
画伯は「厳しい自然に立ち向かい生きている人々の生活の痕跡を描きたいと思い、屋根・柱などの形状・色彩・大きさ・間隔に気を配り、それらが織り成す空間の美しさを目差した」と作品意図を語る。
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厳しい大自然、世界各地に残る仏像や寺社など伝統文化への鋭い眼差しの奥に潜む優しさ・・・
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聖徳太子像
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