天皇皇后両陛下が長岡での植樹祭にご出席されました。そして31日には坂之上小学校グランドで提灯行列が行われました。
8時すぎからの式典のために7時前からながーい列が作られました。
日の丸が配られ・・・なぜかテンションがあがります。
いただいた提灯に火をともし、天皇皇后両陛下をお待ちいたします。
両陛下は滞在中のお部屋から私達に提灯でお応えになってくださるそうです。
式典がはじまり、長岡商工会議所丸山会頭、長岡市森市長方々のご挨拶が・・・・
提灯を持って、万歳三唱の練習もぬかりありません。
いよいよ、両陛下がお部屋にお出ましになりました。
両陛下の提灯にあわせ、私たちも提灯を振り、万歳三唱を唱えました。
両陛下がいつまでも健やかであらせられるようにと祈りながら万歳をしておりましたが、私は皇后陛下の北朝鮮の拉致事件発覚当時のお言葉を思い出しておりました。
当時の記事より
何故私たち皆が、自分たちの共同社会の出来事として、この人々の不在をもっと強く意識し続けることが出来なかったかとの思いを消すことができません。
今回の帰国者と家族との再会の喜びを思うにつけ、今回帰ることのできなかった人々の家族の気持ちは察するにあまりあり、その一入(ひとしお)の淋しさを思います。」
このニュースが伝わった時の衝撃と無力感。それに寄り添っていただいたような皇后陛下の優しいお言葉に深く心を打たれました。
今回北朝鮮との交渉がやっと再開されます。かの地に連れ去られた方々が一人残らず無事に日本に帰国できることを強く強く願っております。そして信じております。